こんにちは!
岡崎の桜もちらほらと咲いてきてます。木によってはもう結構咲いているのもあっていよいよ花見の季節ですね。
岡崎公園にはソメイヨシノ以外に神代桜と枝垂桜があります。どちらも結構見頃な感じでした。ただ、多分毎年思うのですが、ソメイヨシノとどっちが先に咲くのだったかな〜。ひとまず神代桜は葉っぱが出てきていたのでまさに今という感じですね。
しばらくブログを書かない間に徳川家康7、8巻と読了しました。この2冊の間にものすごく大きなことが起きております。
まさに信長から秀吉へと移っていく大変換点!その間の家康のことも書いてありました。言われてみればこの一連の流れの時に家康って何していたのかよく知らなかったですね。信長が明智光秀に討たれ、その光秀を秀吉が討つ。そんな流れしか知らなかったです。
この変換点にあって家康は結構なピンチに陥っていたのですが、その辺り大河でどう描かれるかが楽しみですね。
家康を主人公にして、その生涯から信長を見ている描き方なので、相対する明智光秀の描かれ方がまぁ酷いものだったのは面白かったですね。そりゃあ3日天下になるわ。そんな感じでした。
この辺りは描かれる人物の視点によるものが大きいので仕方ないと思います。それにしても酷かった。思い違いから謀反起こしてって描かれ方だったので。あと思い込みが強すぎる人と描かれていたので、そりゃあそうなるわなって感じでしたね。
同じ人でもみる角度によって捉えられ方は変わります。信長サイドからみれば明智光秀は謀反人。しかも天下統一目前での謀反なので美味しいところどりと見られても仕方ないです。反対に光秀サイドからみれば、どこに腹の虫がいるか分からない独裁者として信長を見ることができるわけで。大きな歴史の流れという無機質的なものはありますが、それぞれの一人間としてどう見えるかというのは面白いものだと思いました。
そしてやっぱり思い込みは良くないですね。それと周囲へ安易に言葉を漏らすのも考えものだと思いました。この小説の光秀は細かい性格というのもあり、信長の一挙手一投足を裏まで考えてしまう傾向がありました。それがはまっていれば良いけれど、全く反対の意味で捉えてしまったことが謀反の始まりでした。
一言で言えば後に引けなくなった。
そしてそういった自分の思い込みの考えを部下へ伝えてしまったことでより後へ引けなくなってしまった。そして部下の意見から周りもそう考えているに違いないと思い込んで突き進んでしまう。
結果としては光秀についてくる武将はいなかったんですよね。最後は夜盗に討たれてしまう最期でした。
光秀の描かれ方は置いておいても、そうなった経緯や顛末は考えさせられるものがありました。大将たるもの、柔軟な心を持って、安易なことは口から漏らさず、大義を持って示していくことが大事なんだと思いました。