こんにちは!今日も寒い1日でしたね。こうも寒いと暖かいものが恋しくなります。とは言っても遅い時間にラーメンを食べたりなどはしないように注意が必要ですけどね。
さてさて、以前にもお話ししたマンガ「インベスターZ」の11巻で喫茶店経営のお話が出てきます。今回はその喫茶店のお話で思ったことを書いていこうと思います。
そこで出てきたお話で、個人商店主は拡大と成長を求めたから衰退してきたというお話が出てきます。
初めて読んだときはかなりの衝撃でした。個人商店主と言えど事業主。であれば拡大と成長を求めていく事が正しいと僕自身思っています。
ではなぜ個人商店が拡大と成長を求めたのがいけなかったかというと、それを求める以上、競争社会に入り込んでいく事となるからです。昨今、インターネットで物を買うという事は普通のことになってきました。おそらくネットで買えないものはないんじゃないかなというくらいになってきましたね。個人商店が成長拡大路線を行くという事は世界と戦うと言っても過言ではないと思います。物としてはどれも同じですから。近所の本屋さんで買ってもamazonで買っても「インベスターZ」には変わりはないです。内容を知るという事だけで言えば電子書籍でも変わりはないですね。
そうなるとよっぽどのことがない限り安い方で買うのが心理だと思います。書籍は値段の違いがあまり出ないので日用品で考えてみると、そうだな~と思います。
で、「インベスターZ」に戻りますが、喫茶店のマスターはこうも言ってました。
「毎日お客さんが大勢来て大繁盛なんて御免こうむる」と。
そんなことを言っていてもお客さんが来なければ商売は上がったりですね。
ではなぜマスターがそんなことを言ったのかと言うと、それはマーケット管理が出来ているからです。
自分のところの利益がどれだけ出ていれば良いのか、そのためにお客さんがどれだけ来てくれれば良いのか、そしてそのお客さんの相手をするのに自分の体力はもつのか、そう言うところをきっちりと押さえているから、行列が出来るのはまっぴらごめんと言っているのだと思いました。
これを別の表現で言うと、足るを知るという事ですね。自分の立ち位置から無茶ではないところに着地できるように環境を把握するのも大事な事なのだな〜と思いました。
ただ闇雲に上を目指すのではなく、一つずつ進めていく事で、気付けば上のところにいるかもしれない。そう言う進み方もあるのだと思います。
結局のところ、これも競争ではなく環境との共生ですね。そういう進み方がこれからは大事なのかなと思いました。
あとこのエピソードでもスマホの力のことを話されていました。誰もが情報を発信できるという事も考えていくことがポイントになって来るのだと思いました!